「
Beau Sancy(ボーサンシー)」
フランス国王アンリ4世の王妃であるマリー・ド・メディシス(Marie de Medici)が
戴冠式で着けた34.98カラットのダイヤモンド「ボーサンシー」
この洋ナシ形のダイヤモンドは2.3センチ×1.9センチ×1.1センチと大ぶりで、
世界で最も有名な宝飾品の1つ。
フランス、英国、プロイセン王国などの歴代王室で所有され、
欧州400年の歴史を目の当たりにしてきた伝説のダイヤモンド。
インドのゴルコンダ(Golconda)で採掘されたものとみられ、
16世紀後半に当時のコンスタンティノープル(現イスタンブール)で
ダイヤモンドを購入した収集家にちなんで、ボーサンシー(Beau Sancy)と呼ばれている。
ここ数十年間はほとんど公開されることはなかったが、
3月から香港(Hong Kong)、ニューヨーク(New York)、ローマ(Rome)、
パリ(Paris)、ロンドン(London)、チューリッヒ(Zurich)で展示された後、
5月15日ジュネーブで競売にかけられた。
予想最低落札価格の5倍近い904万2500スイスフラン(約7億7000万円)で落札された。
マリー・ド・メディシスさんって方、
その名の通り「メディチ家のマリー」さん^^
この方中々破天荒な上に浪費グセもひどかった様で・・・
夫のアンリ4世が暗殺されると
自分の息子のルイ13世の摂政となって権力を思うままにした様です^^;
結果
成人した息子のルイ13世によってフランスに追放されちゃいますw
さらに
ベルギーへ亡命して、最終的にはドイツのケルンで亡くなっています。
波乱万丈な人生ですね^^;